当たり前の何か

なんて事ない当たり前の何かの有り難みに気がつけたら更新します

入院とはちょっとした地獄なのかもしれない。

今春スキー旅行中、初日に初心者コースで「ミ゜ッ」 とか言いながらずっ転び、あまりの痛さにギャン泣きし、挙句の果てに『剥離骨折+左ACL損傷』などという私史上No.1の大怪我ムーヴをかましたのだが、先月の28日よりその手術のためにとある病院に入院をしている。今日はちょうど9日目で、術後換算だと8日目にあたるがまぁ地獄。何が地獄って痛みとひたすら戦わなきゃいけない、しかも今まで自分が体験したことのない様なだ。現在診てもらっているリハビリトレーナーの話によると「人によっては出産よりも痛い」というほどの激痛が伴う。無論私は出産をしたことがないため比べる事は出来ないが、痛みの指数的に出産よりも何倍も大きい数値を誇る金的よりも痛いと感じたと言うのが私感である。(金的は一瞬で痛みのピークが過ぎるためこれまた比べていいものかは悩みどころだが)

 さて、タイトルに地獄というワードがあり、なおかつこの痛みに関する話。察しの良い人ならばもう気がついているのではないだろう.....そう、“地獄”の正体に.....。それは正しく痛みである。

 

 

と言いたいが、そんなものは時が経てば喉元を過ぎ当時はリハビリやおしっこやもろもろの動作が「痛かった」という記憶も純化されていき単なる印象に過ぎなくなってしまうため、残念ながら痛みについてではない.....。

 

 え?なにいってんの入院中の振り返りなんだから今の視点で話したら痛みが一番辛いだろ??と思う方もいるかもしれないが、そうじゃない、違うんだ。

 

真の地獄とは『看護婦』の存在なのだ。。。。

 

というのも、怪我人であり(しかも盛りな時期な僕らからすれば)、若い看護師がまるで愛情は無条件にあげる物ですよ〜😇とでも言わんばかりに優しくしてくれて、何かと世話を焼いてくれる。こんな状況ははっきり言って[異世界転生]とさして変わらないのである。そう、異世界転生である。僕らが「なろう小説書いてるオタクwwwきめwwwいててwwwイキリト†」とか言って笑っているハーレムの世界に突然さ迷い込んでしまうのだ、それは自分が常に抱いている堅実な思想や哲学を打ち砕くには十分な起爆剤であり、爆発をした後にそこにはある一つの要素が残る。

 

 

そう、『勘違い』である。勘違いだ。勘違いだぞ。抑えろ、過去の自分、やめろ、それ以上嬉々とするな!辛くなるだろ!!!

 

過去の無邪気だった勘違い野郎を抑え込むのに少々手間取ってしまったが、なんども、何度でもいうが、勘違いなのだ。僕らは怪我を治すために入院をしているだけであって、お金は当然支払うし、その対価に彼女たちはサービスを提供してくれる。そう、決して異世界転生をしたわけではない。むしろ「現実世界」を淡々と目の当たりにしているだけなのだ。

 

でもよく考えて見てくれよ。皆んなだ。読んでる皆んな。こんな場末もいいとこのブログを読み漁りにきた様な奴は大抵オタクだ。確信を持ってそう言えるし違かったらごめんなさい。オタクにも種類はあるんだろうが、それらの共通点に「日頃女性との関わりが少ない」という残酷な事実が存在しているのは確かなのではないだろうか。いや、自分はオタクだけど隠してるし女の子と普段話してるぞ!という奴もいるかもしれない。安心してください、僕もそうです。何なら周り女子ばっかです。(男女の比率的な問題)でもよく考えて見て?仮面を被ったまま他人と接してもそれは「真」と言えるのだろうか。否、「偽」である。そりゃそうだ、本当の自分を曝け出しもせずに上っ面だけで応対をするのだ、そこに信頼関係は生まれるはずもなく、生まれたところでたかが知れている。

要するに、僕らオタクはウブすぎて女と言うものには何かしらの壁を置かずして接する事はなかなかどうして難しいのである。

これはウェイの友人に聞いた話なのだが、女の子は皆んな可愛いし所詮おんなじ人間だから性別はさして気にすることでもないのだそうだ。へー、ほー、ふーーーーん、へーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

そう言うとこだよお前!!!!何で俺なんかとつるんでくれるんだよ!!!!擬態して良かった!!!なんて思ったりもするのだが、まあやはり僕らと所謂「女慣れ」している彼等とではそもそも異性に対する「捉え方」が全くもって違うのである。これは以降の内容を読むに当たり非常に重要な、いわばキーセンテンスだ。ぜひ留意した上で読み進めて欲しい。

 

さて、前置きに1800文字くらい使ってしまったが、文字数制限とかあるのかわからないから適当に進めていく。ここからが本文ですよ!!!

 

前置きでは長々とだべった挙句に重要な事は短文で終わらせてしまった。見にくくて本当に申し訳ない。だが、ここでは比較的分かりやすさを重視して書いていこうと思う。

まず、入院中における地獄とは看護婦の存在であると述べたが、これは一方的なものである。こちらが特に意識しなければ何も起きようがない。と言うのも、先ほども述べた様に彼女らは「サービス業従事者」であって「女」ではないと考えるべきだからだ。といっても、別にサービス業従事者だから女を捨てろ!と言うのではなく、彼女らの女性としての意識は日頃とは違い、職務遂行中には全く別の場所に乖離してしまっているからだと考えている。つまり、就業中は別人格によって動いていると言うイメージが良いのかもしれない。いやこれは全くの予想でしかないが。(違ったらごめんなさい看護婦さん。)

だから彼女らはイケメンにはもとより、キモオタにも爺にも婆にも平等に優しく、まるで天使がさえずるかの様な声で接することが出来るのだ。

 

ここから学ばなければならない事は、自分にされている対応はごく普通のものであるという事であり、もし活かすとするならば勘違いはやめようと自分に言い聞かせる事だ。それくらいしかできない、マジで。さて、出てきました勘違い。この勘違いがさっきも言った様にとーーっても厄介。(さっきも言ったから割愛しますね)

そして勘違いを生むのは「捉え方」の違いです....。キーセンテンスでしたね。忘れてました。上でも述べた様に僕らはお客さんであって男ではないし、彼女らも従事者であって女ではないのだ。ここの捉え方をミスると僕みたいな痛々しい人間が出来上がります。僕的には本当に、入院時の同意書内に「入院した瞬間お前は男ではなく人間になるのだ...」くらいのことを書いて欲しいのですが、そういうわけにもいかず。とにかく、捉え方を間違えてしまうとあとあと痛い目を勝手に見てメンタルがやられるから気を付けよう!という話です。

 

さて、話を掘り下げていこうと思う。ではどの様に辛いのか、具体的に言えば「女に耐性のない男が勘違いをしたまま優しくなんてされようものならもれなく異性として見てしまう」と言うものだ。本当に辛い。私の場合は担当看護師が今まで見たことがないくらいタイプでこの先もこんな人現れないんじゃないだろうかなんてレベルだったから、即落ちした。即落ちにコマじゃない。真の即オチは1コマ目ですでに落ちているのだ....。そして彼女はとても優しく振る舞い、まあ僕のつまんない世間話にも良く付き合ってくれた。本当に申し訳ないことをしてしまったなと思っています。とても反省しています。で、女に耐性があまりない私がダラダラと話に付き合ってくれて、優しく振舞ってくれて、顔もドタイプの女性が担当看護師として付き添ってくれたら僕は、、、僕はもう....!今じゃ口にするのも恥ずかしいですが、とても好きになってしまいました。異世界転生して認識力や判断力が低下した冒険者くん(童貞)は、右も左もわからずに狼狽していたところを助けてくれた優しい優しいお姉さんに恋をしてしまった..。    あれ、俺まじでラノベの主人公じゃね?はい、その通りです!     な訳ねーだろボケカスアホタコうんこたれ!!!!うーん辛いですね、自分で自分を罵ることほど虚しい事はない。まあともかく、そんな甘い話はないわけです。僕は僕だし彼女は彼女だし看護師は看護師だし。そこにはなんら交わるべくして交わる要素なんかなくって、ずーっと平行線。でもそんなもんです。本来はね。勘違いさえしなければね。

 

図でイメージしたら分かりやすいかと思ったけど図を用意できなかったので想像してもらうことにします。点aとbは等速で同時に進む存在のところ、点aがいきなり点bに急接近しようと考えてしまいました。ですが並行に位置すると言う前提は覆すことができず、点bはaが近寄ろうとすることを気にもとめずに進み続けます。

ともするとbは通常営業をしているだけにもかかわらず、一方的な点aは何かあるたびに点bのことを考えてしまうわけです。

 

気持ち悪くなってきたから書くのやめよ。。

まあ、こんなくだらないことをダラダラかけるほどに勘違いをしてしまう位には看護婦とは天使の様な応対をしてくれる生き物であり、それを甘受する僕らは愚かな生き物に成り下がる可能性を秘めていると言うことです。辛い。辛いよ、どうしたらいいんだい、、、?(解決済み)

 

 

さて、くだらないことを書いていたら向かいのおじいちゃんが消灯時間にもかかわらず大音量でテレビを見始めたから、僕も対抗するとしよう。

 

今回はダラダラと思った事をポンポン書いていくだけだったからすごく読みにくい割りに中身のないお話になったと思います。正直簡潔にまとめろと言われたら400字かからない....。でも気持ちの整理という面が果てしなく強いから許してね、、、許して、、、。

 

以上、入院とはちょっとした地獄なのかもしれないでした。